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リムドメインのあらすじ

リムドメインのストーリーについてまとめたことがなかったので、プロローグ的なことだけ書いてみました。

完全に自己満記事です!

創作が捗っていて、どうにも書いておきたくなっちゃって……。

お暇な方だけ読んでくれたらうれしいです!

プロットのようなものなので読み物っぽくは作っていません。

変な文になっていると思いますがどうかお見逃しを……。

 

 

 

惑星サバトの人間たちは争いを続けていた。
長い長い戦争に終止符が打たれる。その理由は、巨大な隕石の落下からだった。
一つの大陸を灰にするほどの衝突エネルギーに人類は生存を大きく脅かされる。
既に取り返しのつかないほどの環境の変化に対し、備えのようなものも何もなかった。
人類だけにあらず。生命は時間によって滅びることとなる。

世界が生存問題に直面する最中、ある研究チームは根強くその隕石を解明し続けた。
結果、この隕石に眠る純粋な物質は、生き物の細胞と交わることにより同等の性質を模倣する特殊なものだとわかる。
ろくに解明する暇もなく、人間たちはこのエネルギー物質に頼らざるを得なくなっていた。
サバトの人間はその物質に「アルファ」と名前をつけた。
やがて不完全な研究は徐々に成果を見せていき、アルファを産み出した元となる星を発見する。
そして人類はこの退廃した惑星「サバト」を捨て、惑星アルファを侵略する計画を立てた。
アルファの物質が持つ性質を利用すれば、二度と困ることはない楽園のような世界を作ることができる。
争いあった人類はその計画をみな受け入れ、宇宙に乗り出すこととなる。

だが、それは表面上の同意であった。
人類存命をかけた争いを自ら計画していた者たちにとって重要なことは「過ちを繰り返さないこと」である。
他を信じることなど最も愚かなことであると、戦いを続けてきたサバトの者は知っていた。
つまり、戦争は終結などしていない。
次はいつ、どこの誰が覇権を握り、世界を私利私欲で満たすのか。
研究を更に続ける気なのか、自然と共に生きるつもりなのか、既に取り返しのつかない領域に足を踏み入れている。

ここから先は、人類史における最終戦争にして、新たなる世界の始まりをめぐる最初の争いになるだろう。
滅びるか、始まるか。極限の領域……
争いあう人間は、いずれ戦うであろう事を互いに予感しながら、この移住作戦を「リムドメイン計画」と呼んだ。


一方、最初のアルファを発見し解明した研究者は、人類の考えを他所に真実に近づいていた。
サンプルとして持ち帰ったアルファが意思を持ったのである。
気づけばそれは人の姿を模倣し始めていた。
恐ろしい予感を感じ取った研究者は、そのアルファに人としての成長過程を模倣させた。
記憶という概念を産み出し、赤ん坊から成長をさせる。
人間とは、経験によって思考を培い学び育む生物なのだとその純粋なアルファへと対話によってプログラムしていった。
自らの意思をもって男性体を模倣したアルファに対し、人としての道を歩ませるための伴侶として女性体をつくる。
残る純粋なアルファに人間の卵子を模倣させ、優秀な女性となる為の精子を受精させた。

研究者は、完全なる自分の意思を持ち人を模したアルファを「零」と、伴侶として作ったアルファを「壱」と名付けた。
リムドメイン計画が始まると、サバトを捨てる事に反対する者や、今現状の人間達を支配しようとする者などが度々現れ、一般市民たちに自由はなくなる。
零は、この出来事に突如興味をひかれた。
人間の根源たる心のありかたを模倣し続けた零に、殺人衝動が芽生え始める。
アルファである零の成長とは、学習ではなく模倣なのだ。
研究者はその事に気づき、あらゆる手を尽くして零の暴走を止めなくてはならなくなった。
零が模倣してしまった人間の醜く争いあう本能。そしてその願い。
力を得るという欲と、それを成し得てしまうアルファとしての性質。
「蹂躙」を望む零に、満足のいく「戦闘」を与え続けなくてはならない研究者達。
そもそも「生物ですらない物質」には、死という都合の悪い概念すらも存在していない。
この「アルファ」という物質は、触れてはならないパンドラの箱だったのだ。

零はその戦闘衝動を気に入っていた。
だが、実は同時に矛盾する性質も模倣していた。
共に育った壱を伴侶とし、護りたいと思う人間の本質である。
蹂躙したいと思う、強者でありたいと望む人間には、同時に壊したくないと思う、護りたいと思う矛盾した本能があったのだった。
そして、アルファである零にはそんな性質が組み込まれている理由がわからない。
排除しようとしていても、その機能は消すことができない。
壱はそんな零に、それが「愛」なのだということを教えようとしていた。
零の理解者であろうと、伴侶であろうと共に歩み続けた。

やがて研究者が死ぬ。
零と壱に向けた遺書に、自分達の産まれの秘密がつづられていた。
零は、自身がアルファという物質であることを理解し、自我というものに惹かれた。
そして、自分が本来進むべき道を辿りたいと、アルファに向かうことを決意する。

リムドメイン計画を利用し、惑星を目指した。