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イラストレーションアドバイス

ゼロからのイラスト講座。お絵描きのナビになるような記事を目指します!

鉛筆の持ち方&車輪の再発明

知識・考え方

おはようおはよう!

長田ですぞ!!

 

いや、昨日の大地主様の仕事は歴代でも一番体力消耗した仕事となりましたよ…。

何が悔しいって、なんだかんだ出来ちゃうんだなってところ。

パワーファイターチームで行ったからかな?

 

兄がお絵描きしていました。

ちょっとあまりにもびっくりしたので許可とってご紹介しようって思いまして。

兄貴は170センチ90kg、ベンチプレス135kg(フォーム改善で少し落ちたらしい)、体脂肪率一桁代の、どこで誰が見ても口を紡ぐマッチョです。

もちろん、お絵描きなんてしません。

 

そんな兄が描いた絵がこちら。

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………………凄くないですか?

これなにも見てないんですよ。ソラで描いてるんですよ…。

ハマーだけ綴り間違ってるけどなんでこんな細かく描けるんだあの人は…。

 

っつって、よく描き方を観察しました。

そしたらおかしかったんですよ、手が。

親指が真横向いてて、凄い持ち方してました。

 

ですが、それでお絵描きの上手さに納得しました。

線が歪んでいるけどズレが少ないんですよ。

お絵描きって鉛筆の持ち方がめちゃくちゃ大事なの、ご存知ですか?

一度記事にしてますが、時間も経ったので復習していきましょうね。

 

お絵描きの持ち方は、指の先ではなく指の腹で摘まむんです。

普通に書いていると指の先端で持ちますし、字を書くときはそれがいいんです。(万年筆を除く)
図もアリで見てみましょう。

なんか横になっちゃいましたが、スマホの方は横に倒して見てね。

まずは普通の文字を描くときの持ち方。
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普通ですね。

では、次にお絵描きの持ち方。
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はい、間接に注目。

指の腹で持つと、間接は曲がらずまっすぐになります。

文字持ちで描くと指先がとても動きますが、絵持ちは指先を固定し手首の回転で描くようになります。

稼働域が凄く広がります。

つまり、兄は「指先ではなく手首で書いていた」んですね。

字が下手なことをコンプレックスにしていますが、それもこれに関わるんです。
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ちなみにこれがでっさん持ち。

親指と薬指、小指で持ち、人差し指で押し付けて描きます。

こんなん絶対指先で描けないですね(笑)

 

次に注意点。こちらを見てください。
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文字を描くとき、字間がバランス悪い人はおりますか?

それは、進行方向に手が置かれていて書きにくくなっているんです。

これは文字持ちの話ですが、鉛筆を短く持ち、角度を急な傾斜にして書くとこうなってしまいます。

よくいる特殊な握り持ちの人はこれが大変です。

鉛筆は長めに持ち、少し傾けて書くんです。

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最初に描いた万年筆が例外というのはこれが理由です。

万年筆の場合、傾けてペン先を手より奥に置かなくてはそもそもインクもまともに出ません。

ここでも間接に注目です。

第一間接が曲がっていませんね。

ただ支えているだけで、絵を描くときは手首で描きます。

長い線は肘ごとスライドさせて描きます。

 

長田は実はこんな持ち方をしてます↓
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わかりにくいかも。
薬指と小指を外に逃がしてるんです。

中指、人差し指、親指の三点で持ち手は充分ですので、手に鉛筆の跡がつかないように薬指と小指は指先で紙を抑えています。

楽なんだよねこれ。紙支えたり動かしたりできるし。

 

お絵描きではいろんな持ち方をする必要があります。

描いてれば勝手に臨機応変な持ち方を覚えていくものです。

それこそ、目とかの小さいとこ描くときは文字持ちが良かったりする。

指先を動かすと凄く小さい範囲を書き込めるよ。

細かいことは持ち方講座を載せてるからよかったら見てください。

 

 

 

車輪の再発明

 

一度書いたことあるし、個人的にはイチオシだった記事なんですけど、また書こうかなって思いました。

車輪の再発明

これは海外由来の諺です。

意味は…今回はお絵描きでの例を辿って説明します。

思い当たる節のある方はかなりドキドキすることですよ~…(--;)

 

ある人がお絵描きを始めた。

その人は絵が上手くなるにはどうしたらいいか考えるんですね。

そこで、教科書を買います。

ですが、その人にはその内容は少し退屈で、難しくて、疲れるものでした。

そこでその人は違う方法を模索します。

自分に合った、無理なく、そして上達しそうな方法を考えます。

悩んだ末、その方は様々な人の持論を聞いて回りました。

その結果、彼は彼らしい、あまり難しくなく、「多分」上達しそうな方法を開発しました。

そして、彼はその方法を信じて疑わずに何年もその練習を繰り返しました。

 

事実、彼は上手くなりました。

努力の甲斐あって、数年間で身に付いた技術に誇りを持ちました。

彼はまた、自分の開発した特訓法を実践し、もっともっと上手くなろうと躍起になりました。

 

あるとき、とある女性が絵を描き始めました。

彼はその女性を初心者が描き始めたのだと思い、その絵の成長を見つめることにしたのです。

 

すると、彼女は著しいスピードでどんどん上達していきました。

彼は彼女を見て焦りを感じだしました。

この子には自分にない特別な才能がある。

半ば嫉妬から諦めへと変わっていく時に、彼女はついに一年間で彼の数年間の技術を抜かしてしまいました。

 

彼はしびれを切らして彼女に聞きました。

いったいどんな練習をしているんですか?

彼女は答えました。

 

「教科書に載っていたことを続けたんです」

 

 

 

それが車輪の再発明という諺の意味です。

既に開発されて、効率化もして、事実一番良い製造方法が確立しているものを「独自の回りくどい方法で新たに作ってしまう」ということの、「不毛な努力」に対して皮肉を込めた諺です。

 

彼は最初から教科書にあったことを続けていれば、数年間もかかることはなかった。

そして今後も自分の開発したそれを続けるのか、それとも初心に返るのか。

そういうお話。

 

そして、開発した結果が改悪、劣化番だったり、お絵描きなら「よくない癖」がついたりしてしまうことを、

 

「四角い車輪の再発明

 

と呼ぶのです。

 

 

まぁでも僕は、この例え話の男性は「気づけた」時点で優秀に思えます。

簡単な話です。

次から教科書を使えばいいだけの話なのだからね。

 

懺悔します。

この話に出てくるは、モデルがいます。

 

 

 

僕だよっ!!!!!!!!!

 

 

 

あれはお絵描き至上最高の後悔を感じましたよ。

なぜ自分で考えたメニューしかやらなかったのか。

なぜそれをやりながら気づくこともなかったのか。

僕はここ数年で結構線も綺麗になりましたし、塗りは嫌いだからやってないけど、ずっと成長期です。

みんなみたいな華やかな一枚絵はあまり描きませんけどね…。

参考書はいつも読んでます。

デッサンを習いに行きました。

メール相談で受けたものは一から勉強しなおして正しい知識を書いています。

スケッチや模写は毎日日課にしています。

 

次は間違えないように。

何が一番上達する行動なのか。

そんなのは、実は最初からわかってたのに、やらなかったのが僕の後悔です。

 

 

 

心当たりのある人はおりますか?

そういう人に僕はひとつアドバイスします。

 

 

投げ出した教科書を拾ってください。

トレーニングの方法は読んだことがある筈です。

退屈だから、辛いから、向いていないからと、結局やらなかった練習方法を知っているはずです。

それをやれば上手くなります。

 

 

知っているのにやらないのでは、才能は言い訳にはなりませんからね(*_*)

 

 

本日はここまで!