おはようおはよう!
長田ですぞ!!
アバター。他と絵柄あわせ。
相変わらず難しい顔だなお前はっっ!
このっこのっ!!
長田は自分のキャラを描くときは、過去イラストを必ず観ながら描いています。
その上で、もし同じようなアングルならば「絶対に過去イラストを超える」ようにしています。
そんな無茶な…なんて思ってるならば、非常にもったいないデス!
誰でも過去イラストは超えることができます。
簡単に!
これはデッサンしたことある人ならわかることなんですけど、二回目のイラストって考えることが一回目より少ないんですね。
このアングルはどうやって描くのか、とか、目のバランスはどう合わせるか、とか、一回目はそういう悩みがあるでしょう。
時間を置いた二回目のイラストは、その行程が省かれるんですね。
同じ二時間悩んだとしても、二回目のイラストは別の事に頭を使えるんですよ。
具体的には、足りないところはあるか、目の大きさはどうか、顎の長さはどうか。
一回目のイラストじゃ、完成させることに必死で「納得しきらずに終わらせてしまう」んです。
これは、誰にでもあること。
少し時間を置くと、これはこうしたい、あれはこっちに変えるべきだ、と、客観的目線で修正を考えるでしょう。
じゃ、二回目は素直にそれを修正すればいいんです。
簡単でしょ?
その上で、一回目のイラストを超えられないって人がいたとしたら、それは「欲」なんだな。
「絶対に超える」というのは、「超えなきゃいけない」と思うのとは、実は意味が違うんですな。
むしろ逆。
執着を捨てることなんですよ。
実は絶対に超える方法があるんだなぁ。
長々書いたけど前置きはここまでにして、今日は頭が痛くなるくらいお話をしますぞ!!
比較してみる。
まずは、僕の以前描いたアバターを見てくださいな。
もう一度さっきのアバターも載せます
どうでしょうか。
色々雰囲気が変わりましたが、長田はあのドラゴンボールみたいな目がイヤでした。
若く見えるし。
雰囲気としては、こっちのほうが好きなんですよね↓
何が違うかというと、多分、脱力感、余裕みたいなものが違うのだと思います。
一枚目のアバターは意志が強そうなんですけど、今のアバターはクール感があるような気がします。
元々不気味イケメンをコンセプトにしていたので。
ストーリーを追うと今の方がマッチします。
でも、輪郭や鼻などの基本的なところは最初に悩んだ甲斐あってスラスラ描けます。
長田は口を描くのが一番苦手なんですけどね、今回も口だけでなん分も消費しました。
次回描くときは口をまた直すと思います。
何よりも今回は「目」を定着させることに必死でした。
少し小さすぎる気もしますけど、それも今後直せば解決する話です。
多分ですけどこの時点でこのイラストより上手いアバターが描けます。
するとどうですほら
すぐにも描きたくなってくるだろ~!!
よくモチベーションの秘訣を聞かれますが、追究心です。
ゲーム動画とかみてて、なんかすごいテクニックしてるのを観るとつい自分もやりたくて起動させようとするでしょ。
あれです。
久慈ちゃんで見る「参考力」
次は、使い回しだけど久慈ちゃんを貼ります。
初期はこれでしたね。
これは最初のデザインなのでクオリティを気にする必要はないんです。
長田は割りと最初描く絵は下手で当然って思ってるんで、これはいい。
で、この勢いのまま顔のデザインに進みました。
と、その前に。
まずは輪郭をずらさないように、コイツを作成しました。
これはガイドです。
自分でこういうのを最初に用意すると、集中的に描き進めたいところだけを進めることができるんです。
ちなみにこれは三十分位で作りました。
輪郭だけだからね。楽だね。
輪郭だけだから、同じ三十分でも集中力が違うよ。
全部輪郭に集中してるんだからね。
マギとか参考にしたよ。
輪郭が出来たと言うことは、輪郭で悩む集中力を本番で使わなくて済むわけですナ!
これを下地に、書き込みます。
それがこちらです。
細部まで描きます!
普通のイラストを描くときに描きながら悩んではいけない。
次は、表情の練習です。
さて、少しクオリティが落ちましたね。
けれど、先程の久慈ちゃん設定画は二時間かかっていますが、こちらは20分程度です。
つまり、久慈ちゃんを速く描くチャレンジも兼ねています。
これでも、最初の設定画と比べれば全然可愛いですよね!
手に馴染んできた証拠です。
ある程度イケるようになったら、お次は一枚絵にチャレンジ。
どうでしょうか!!
段階を踏むとドンドン上手いものが描けているのがわかりますか?
秘訣はとにかく「悩むところを消していくこと」です。
長田は想像で描くのが苦手なのでポーズとかも購入した写真集などを観ながらやっています。
悩まないように。
もちろん、ポーズそのまんまではなくアレンジもしてますよ。
本番の絵は当たり前だけど時間がかかる。
時間がかかるっつってもね、数時間。
五時間とかね、その程度だよ?
え、ナに?
多いって!?
アホンダラァよく考えてみぃや!
レジ打ちのバイトだって三時間立ちっぱなしとか五時間とかザラにあるんだぞ!
社会人はそれを毎日やってんだ。
同じことを何時間も毎日やってるんだよ。
なんでそんなこと出来ると思う?
考えてないから、なんだなぁ。
これは決してネガティブなことじゃない。あえて誤解を招く言い方をしました。
正確には、余計なことを考えていないから、なんですね。
そう、人は余計なことを考えなければ長時間の集中は可能である。
これはマジです。
出勤や登校にいつも往復何時間かかってるよ。
それができちまう、なら絵も出来る。
何よりも大切なことは邪念を捨てろ、ということなんだな。
欲なんです、いけないことは。
捨てさえすれば、何かを成し遂げるのは難しいことではないんです。
何かを捨てて何かを得る。
そのメカニズムで、長田が思う「最も捨てるべきもの」をお教えします。
「結果」
これです。結果を捨てる。棄てる。
「得たいものは結果だろ?何いってんのこのロン毛デブ」
やー、やー、言いたいことはわかる、わかるんだ。
しかしこれはマジで真理なんだ。
仏教でも言ってる教えだし、何より「全てにおいて説明がつく」んだ。
「得たいものこそ捨てる」んだよ!
それが成長における最強の真理なんだよ!!
名声が欲しければ名声を捨てろ。
お金が欲しければお金を捨てろ、と!
これは真理なんだ。手放すことが得ることなんだよ!!
絵が上手くなりたいなら、絵が上手くなりたいという感情を捨てる。
しかしながら、これは極論です。
欲を消せるのは仏教界でもすげぇことだから、消せっていったって消えないよ。
だから、減らす。欲を減らすところから始めるんだ。
例えば、目を描く練習をしてたとする。
そしたら、一時的にクオリティが下がってもいい、と。
「今は目の練習だから、輪郭はいいんだ」と。
目を練習してるんだ。目のことだけ悩むんだ、と。
そう考える。
次は口だ。今は目のことを考えず、口を練習するんだ。
次は輪郭だ。
髪の毛だ。
そして、息抜きでイラストを描いてみると、クオリティは自然に高くなってるんだよっ!!
クオリティはあげようとして上げるものじゃない。
上がるものであり、上げるものではないんだ!
上手くなろうという気持ちを抑えることで、徐々に上手くなっていくのです。
目的は決めてもいいんですよ。
上手くなりたい、そう思っていいんです。
でも、最初だけ。
うまくなれ、上手くなれ、そう願いながらやると、上手くならないっ!
手放すことです。欲が邪魔なんです。
上手くかけない!!ヴぉおぉぉおあああぁぁぁぁあああ!!!!!
それは欲だ!!
今何をやっているんだ。上手く描こうとせず、悩めっ!!
勘で描きまくるのではなく上手い奴から学べっっ!!
学ぶことは「上手く描くこと」ではないんだ!
「知らないものを知るだけ」なんだ!
それだけでいいんだ。それが良く観るってことなんだな。
もちろん、いつもながらだけど、歌とかね、普通の勉強とかにも言えることなんだよ?
テスト勉強。いい点とるぞ!いい点とるぞ!そう思ったら、集中は続かない。
点数じゃなく、単語の暗記なら、「今日は適当にこのへん覚えてみるか」と、それを覚えるだけなんだ。
それを、忘れてはいけない!って思うから忘れる。
「忘れてもいいさ」と考えるんだ。
覚えなおしゃいいんだよそんなもん!
焦りは「欲」の副作用。
それを忘れてはいけないのです。
絵のこと以外でもね!
本日はここまで!