創作企画PFCS記事まとめ&イラストレーションアドバイス

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伸びない理由を知っている。

長田ですぞ!


明後日は実は長田の誕生日です。
結構重いことになっちゃってるけど…。
今やっていることはそのプレゼントになるって考えようと思っております。
よくも悪くもね!

やっぱしまだまだ未熟だなぁー
改めていくしかないね。
でも、相談って優しすぎても悪影響与えちゃうだけなんじゃないかと思うと、例え恨まれてもその子のためになる筈の答えを言わなきゃダメだと反省しています。
そういうの覚悟でやらずに無責任な相談者は名乗りたくない。
どうあれ人の気持ちに触れることなんだから責任はもちたい。


そういえば!
去年の10月に長田が相談をうけた方からご連絡をいただきました!
凄い変化でした!長田のアドバイスが実ったのかなぁって瞬間でした。



苦しみの種類


仏教の考え方に四苦八苦ってものがあります。
苦しみの種類を「生物的な苦しみ」の四つと「人間的な苦しみ」の四つにわけて、今しんどいとすれば、それはいったいどれに値するのかを考えるわけです。

生きる苦しみ
老いる苦しみ
病の苦しみ
死の苦しみ

の四つは、生物である以上自然に起きる苦しみなのですが、問題はここから先

愛するものと別れる、愛別離苦
求めるものが手に入らない求不得苦
嫌いな人間に会う怨憎会苦
思った通りに動けない五蘊盛苦

の四つ。

大抵のことは求不得苦なんだよね。人間は。
つまり理想としてた結果が得られなかったことに対するワガママのこころ。

この四つの苦しみの対処法は、それぞれ違うんです。
例えば、ただカップルと別れただけのショックって愛別離苦なのか求不得苦なのかどちらなのかを考える。
単にワガママなだけで悲しい、というのは、得たら治るということです。
結果を得たら治ります。

でも愛別離苦ならそうはいかない。
これはもう、時間をかけてうけいれて、自分の未練も晴らしていかなきゃいけないです。
今日はその話はしません。



人間は元々ワガママなんですね。
今日は求不得苦のお話ですよ。

ほしいものがあるというのは、足りてないと感じるからです。
足りてないと感じることは、見えてないんですね。

「足りてる」のに、「見えてない」んです。


絵のお話で結構厳しいことを言おうと思うよ。
長田は元々そういう、現実を突きつけるタイプの人間です。

絵が下手な人の根本的な理由を、長田は実は知っています。

何故かというと、自分がそうだったからであり、同じ過ちを犯した人が伸び悩んでいるのを知っているからです。

今から書くけど、ここ、間空けるから見たくない人は見ないでね。
心当たりがある人はショックだろうから。










































そろそろいいかな。








それでは言います。


絵が延びない人の特徴




「誰かになろうとしてる人」

です。

「人は他人には百パーセントなれません」

もっと詳しく言います。


変な夢に「執着している人」です。

執着して、自分にはこれしかない、と焦っている人。
早く早くと自分を急かしている人。

水を多くあげても野菜に実はなりません。
自分の植えた野菜は「ほかの野菜のクローン」ではありません。
「その野菜の成長条件はその野菜のペースでしかない」んです。

ほかの人の野菜は、ナスやピーマン、色んなものが実をつけてます。
「自分で植えた野菜」を「途中からピーマンやナスかなにかと勘違いしている」から実がつかないんじゃないでしょうか?

「植えてる」のは間違いないんですけど、例えばピーマンを植えたのに「立派な木を育てるぞ!」となっちゃう人がいるんですよ。

それはピーマンでしょ。
柿の木は「植えなおし」をしなさい。
でも、ピーマンは実がなるまでちゃんと育てなさい

ということなんです。

木は時間がかかるし、若葉の時ほどすぐ枯れてしまいますよね。
それなりのノウハウが必要なんです。
だからこそピーマンを育てきってくださいよ。
トマトやナスも育てきってください。
できれば、次のピーマン、次のナスも育ててください。

ピーマンが育ったらトマト作ってみてください。

全てはそれだけのお話なんです。
結局、最初から木を育てても、水の上げかたをさっきみた美しい美しいサボテンと同じにしても、自分の木に花は咲きませんから。



いまだにあのときのことを思い出しますよね。
長田はいつキャラデザなんて目指しはじめちゃったんだろってね。
それっぽいものを自分のプランターで育ててるわけだけど、なんでその子のことを勝手に「あいつみたいな花を咲かせろ」と強要するようになったんだろう。

その子はその子じゃないか。
ちゃんとそだててあげなきゃ。ヘンテコなものができても、それを自慢にしなきゃ。

きっとどこかの誰かが「ほしい」と思ってくれる花になるんだから、立派な花だと誇らなきゃ。


花が咲いたら新しいのをまた育てよう。
自分のプランターがどんどん潤ってくるまで、いろんなものを咲かせよう。
そう思った時から絵が上手くなりました。



他人の真似して育てるなら、他人から種をもらうしかないじゃない。
育て方もその人しか知らないんだよ?
けど、いつ咲くかわからない他人の種なんか育てるより、何が咲くかわからないお花を愛情いっぱいに育てる方が楽しいでしょ。

良いお花が咲いたらスキャンダルじゃないか。
ねぇ?

「良い花をつけるから他人からもらった肥料をバンバンあげるぞ」としたら、枯れますよね?

そうじゃなくて。

「葉っぱが一枚茶色くなっちゃった。どうしよう」と考えるのが正解なんですね。

「葉っぱが枯れてしまう。どうしたらいいの?」「誰か葉っぱが枯れたときにどうすれば良いか知ってないかな」「あの人はこうやってるらしい。試してみよう。効くかな?」

葉っぱが枯れてしまう理由を知っている人がいるかもしれません。
立派な花を咲かせている人に、時には聞かなくてはなりません。

けど、「花を見に行ってる」んじゃなくて「葉っぱのなおしかたを聞きに行ってる」んでしょ。
そこで他人の花に嫉妬してどうするの?って言うことです。
伝わりましたでしょうか。


自分のプランターを管理してるときは他人の花なんて見る余裕もない。


いろいろ言いましたが、育てるぞと決めたときは準備したのは土だけでした。
そして種をどこからか拾って育ててたんです。
次第に、妙な勘違いをしてきました。

「僕の育てている種は、憧れの○○さんと同じやつかもしれない!

「○○さんと同じ育て方をしなきゃならないんだ!」

当然のお話ですけど、同じ木や種でも、成長毎に水のやり方や肥料のやり方が変わります。
長田がみたのは「大人の木の水やり」だったんです。
縦20cm、横30cmのプランターに、給水タンク10リットルの水を3~4回あげたわけです。


土がもたないでしょ、育てる育てない云々の前に。

昼に二回あげる程度でいいんです。
芽がでたら嬉しい。
でも、芽が出るときはわかるけど、それから先はもう大変なんです。

とにかく「延びてるのかどうかわかりにくい」です。
だから、色々な工夫をしはじめます。

「今日の芽はどうか」
「葉っぱは茶色くなってないか」
「水はやりすぎてないか」
「虫とかついてないか」

必死に毎回チェックします。
もう、大変です。
たまに挫けたくなるときもあります。

でも、そんなことは「葉っぱが一枚増えるだけで変わる」んですね。
葉っぱが増えたら成長してる証なんですね。
それは、努力が実ってるってことです。


ある程度育てたらみせあいっこしたりもしますよね。
そしたら、まぁ自分より育ってる人見ちゃうことありますよね。
そこでやる気が出るのは良いことなんです。刺激がもらえます。


でも、決してそこで自分の種にスパルタしちゃ駄目なんです。
逆に、もっともっと「丁寧に」やるべきなんです。
だって、植物が違うんですもの。
極端に水を増やしたり、あやしいおくすりをいれたりしちゃったら、「枯れちゃうだけ」で「大きくもならない」んです。

非常にゆっくり育つ木もあります。
絵で言えば、漫画と油絵じゃ完成時間も違います。

絵画の人は、木。
漫画の人は、野菜。
イラストの人は、ぶら下がってるやつ。

それぞれ、なにもかも特徴的でしょ?
野菜のなかにも、夏野菜と冬野菜とで実のなる早さとかも違う。

それぞれ育てたいなら、新しく育てなきゃいけないのです。
自分の今育てている子をその木などに変えるのは、できないんです。
実をつけるまで育てなきゃいけないんです。


木を育てている人は「木であることを受け入れている人」


極端なお話をしましたけど、じゃあ木を育ててる人は、なんでそんなに長く育てていられるんでしょうか。

それは、木を育てるときに「長くかかるんだ」とわかっているからです。

長時間かかることを知っているからです。
知っててなお、大変な作業を行い続けるんです。

なんでかわかりますか?
「育てるのが好きだから」です。
「好きになってしまったから」です。

そういう人は、すでにたくさんの野菜を育てたことのある人です。
すごくすごく小さな花や野菜を作ったことがあるからです。

簡単な野菜を育てられたら、ちょっと難しい野菜にチャレンジしたくなりませんか?
そうやって徐々に大きな実や綺麗な花にチャレンジして育てきった人が、大きくなっていくんです。

最初から木は難しいでしょう。
待てないでしょう、何年も棒にふることになるんだから。

自分の花壇に何が咲いてますか?

成長をしない人は、なにも咲かせてない人じゃないですか?
もしくは、ハイビスカスのようなすごく立派な花を、いつか咲かせてやる、と息巻いて「きゅうり」ばかり育てている人です。


きゅうりは育てていいと思います。
きゅうりにも大きさや量に違いありますからね。

でもハイビスカスにはならないし、ハイビスカスは育て方が違うから最初から学ばなきゃ育ちません。

きゅうりにこだわって究極のきゅうりを目指す人もいます。
それもいいと思います。長田は。



野菜を育てる以外にしてること。


絵を描くことは日常のごく一部のことです。
大部分を占めてる人は「お花やさん」になってる人ですね。
それ以外の人は趣味です。

趣味にかける時間の割合がいくら多くても、人は別のことをして生きています。

ですから、水やりや、昼に植物を日向に変えたりすることは必ずやることですが、絵に割く時間なんてその程度で十分じゃないでしょうか?

余った時間に楽しいからとお花研究とか他のとこの水やりとかに使ってもいいですが、お花ばかりに目をぎらつかせても「成長速度」が変わるわけじゃありません。

のんびり見守って、出掛けたりして気分転換もしてください。
ちゃんと育てられてれば必ず延びていきますから。

与えられた最低限のことを黙々と日常的にこなすだけ。
それが「鍛練」というものです。
でも、間違った鍛練をしていないかどうかは定期的に確認をしてください。


最後に


長々書きましたが、書いた理由は絵の相談です。
見てくれてるのかはわからないけど、泣いても笑ってもこれしかないのです。
結局のところ、花を咲かせることは絶対に誰でも出来るんですが、それが「ハイビスカス」とか「柿の木」であるというわけじゃありません。

じゃあその程度で諦めろと言うのか、と問われれば、それはNOです。

育て始めても大丈夫です。
ですが、それは時間がかかるしお世話も大変です、というだけの話。

なぜそれだけしか育てようとしないのか、が問題なんです。

ハイビスカスにしか興味ないなら、それこそ育てる必要なんかない。
だってハイビスカスは難しいから美しいんです。

キャビアとかフォアグラとか、美味しいものって印象あるじゃないですか。
それは普段食べられないから美味しいんです。
考え方次第では紅しょうがの方が美味しいですよ。

ハイビスカスに憧れるってことは、ハイビスカスが難しいということを知ってるからじゃないんですか?
だから憧れるんでしょ。簡単にできたらやらないでしょ。
じゃ、難しいのわかるでしょ。
難しいなら大変なんだってわかるはずです。

それをすぐにやりたいというのは、ワガママです。
小さいお花がどれだけかわいくて尊いものかもわからない人が、ハイビスカスは育てられないって考えられないのは何ででしょう。


「結局できないことを知ってるから」なのです。
ハイビスカスにしか興味ない、だなんて、育ててる人はそれを聞いてどう思うか。
ハイビスカスを育てるまでに至った自分の過去の「尊い作品」の花を「興味ない」って言われちゃうんです。

実際過去の絵を見るのは長田もすごく恥ずかしいものですが、たまに生き生きしたものを見て育て直してみたいお花が見つかったりもします。
次は大きく咲かせようって考える時があります。

ハイビスカスに負けない、でっかくて可愛いへんてこな花を育てたいって思います。





ただそれだけの話です。
絵が上手くならないと言う人は、ハイビスカスしか興味ないだけの「絵描きの本質」を持ってない人です。
あるいは、「本質を忘れてしまった」人たちです。

イラストレーターにはパンジーたんぽぽオンリーで喰ってる人もいます。
ただ、その人のたんぽぽはその辺のたんぽぽとは格が違います。

ハイビスカスを育てた人には、あの良さが伝わるものです。
たんぽぽをバカにしてはいけないんです。

ハイビスカスを育てているのは、ハイビスカスを見たい人がたくさんいて、期待されているからで、たんぽぽだって描くはずです。

有名な画家や漫画家でも「う○こ」描いたりするときあるでしょう?
決して簡単だから描かないだなんて思いません。絵を描く人は。



最初の話に戻りますが、ハイビスカスの種を育ててもいいですけども。
もう育ててるものがあるのを忘れないでほしい。
「足るを知るは富む」
絵を描きはじめたら、ある程度描いていたら、絵柄があろうとなかろうと、いつも描いてる「種」があります。
それはその人にしかわからない種なんです。
それはハイビスカスにはならない。
けれど、ハイビスカスを越すこともできる種なんです。

それは、育ててください。
その育て方は自分で探すしかない。
悪いところを良くしていくだけの話だから。
育っていけば育て方も変わります。
延びなくなったら、そろそろ育て方変えてほしいってその子が言ってます。
その花が咲いたら、たぶんハイビスカスより好きになる。

トレーニング方法を他人に頼っちゃいけません。
自分でしっかり考えて、時には人を参考にするのもいいでしょう。
けど、その人の絵になるためにやってるんじゃない。自分の絵を良くするためにやってることだと、間違えないでください。



長田が言いたいのはそれだけです。