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イラストレーションアドバイス

ゼロからのイラスト講座。お絵描きのナビになるような記事を目指します!

【臨時講座】カゲを実際に描いてみよう!

 

f:id:nagatakatsuki:20150830165338p:plain みなさんこんにちは!お絵描き臨時講座のお時間ですよぅ~。

今日はカゲ「実践編」でお送りしますよ!

 

少しつけるだけで一気に絵が素敵になる「カゲ」。

前回は概念的な説明をさせてもらいましたが、今回は実践できる簡単なカゲ付けを例と一緒に学んでみましょう。

 

とはいっても、カゲ付けのコツというものは、光と立体を学ぶことでしか突き進める方法はないのです。

ですが、実際のところその突き詰める段階というのは、かなりレベルの高いとこまで進んでいる人の内容。

今回はその大前提になる、カゲをつけることを覚えるという初めての方に向けた授業となっています。

 

なにも難しいことはございません、ただ、「今までの絵にカゲを入れてみる」というだけのお話。

では早速、プリントを配りますよぉ!

 

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はい!ではまず、こちらの上の部分に書いてあります「領域」についてお話します。

 

3Dのポリゴンモデルを思い浮かべてみて欲しいのですが、昔のプレステのゲームなんかは表面が「カクカク」していて、丸いものも「多面体を丸に見立てた立体」で表現していました。

絵においても最初にとらえるべきことはそのことで、つるつるの表面は後ほど作っていきます。

 

話が複雑にならないように簡潔に言うと、「カゲは最初にすごく大雑把につけるんだ」ということですね。

となるとまずは、カゲがあるところとないところを分けるところからのスタートです。

今日の項目はその、「カゲを大雑把に領域で分けるやり方」の説明と、具体的につけてみるとどう変わるのか一例を見てみる授業でありますよ。

 

プリントの一番上の「四角い領域の図」を見てください。

領域を分ける意味ですが、まず「カゲをつけるところはそこですよ」という自分に対しての目印としてつけます。

実際に描いてみることで、その範囲が大きすぎたり、逆に小さすぎたりしたときに気づきやすいという利点があります。

 

そしてその領域内にカゲを書き込むのですが、これはラフであり、まだ「本番の絵の完成予想図ができていない段階」にあります。

ですのでこの段階はリアルな書き込みは行わず、「」のカゲをおいていくのです。

その場合ですね、お絵描きでは「同じ方向に描く斜線」を用いてこの「色の濃さの表現」を行います。

なぜ同じ方向に纏めるかというと、一定方向にまとめてあげることで「これは色を表現した斜線なんだぞ」という把握がしやすくなるからです。

濃淡を表現したいのであれば、線の密度で調整が可能です。

このような大雑把な描き方であっても、見た目は大きく「影があることを主張してくれる」ので、ラフの時は必須のテクニックといえますね。

 

真ん中に描いてある図形は、「あらゆる形であっても領域をつくれば線は余分にはみだすことなく色の表現が出来る」という例です。

形が変わっていくと、この斜線が「どうしても長い線になってしまい描きにくい」という状態になります。

そんなときは、一旦線を分けて描いても大丈夫ですよ。

「領域を作成したことで、ムラが出ても気にならない」ようになっています。

 

そして、これらを踏まえた上で実際に描いてみたのが、三つ目の図形。

ひよこまんじゅう」にカゲを追加したことで、結構な変化が現れたと思いませんか?

カゲをつける位置ですが、大体は光が当たっている部分の逆側。

どちらかと言えば意識の持ち方は逆に、「カゲをつけた部分の逆側が光源である」と言う風に考えても大丈夫だと思います。

とにかく重要なことは、「カゲを左側にいれたら右側には描かない」ということ。

これはなんとなく、説明しなくてもわかりますね。

 

プリントに描いてある物は以上です。

では、最後に僕が描いてみた「カゲをつけるとここまで変わるよ!」という例を見て、今日はおしまいにしましょう。

 

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どうでしょうか?

今回は例に使うので先にカゲのないイラストを描いて、あとから上にカゲをつけましたが、描きながらカゲも一緒に乗せて描いても大丈夫。

絵にも密度が産まれて、とってもかっこよくなりますので、「斜線でカゲをつけてみたことが無い人」は是非やってみてくださいね!

 

 

本日はここまで!!