イラストレーションアドバイス

ゼロからのイラスト講座。お絵描きのナビになるような記事を目指します!

練習晒し

おはよっす!

今日も朝からドカタの仕事にお出かけの長田であります。

ウチは代表が個人でやってる少数精鋭の派遣で、僕は基本誰も行ける人がいない場合に駆り出されます。

仕事がないときはゆっくりお絵描きです!

 

さてと、先日山田さんに個別練習をするとよい、とアドバイスをしたところ、早速励んでいる様子でふんすふんすしてる僕でありますが、練習のやり方についてちょっとあんまり詳しく言わなかったのでもう少し補足したいと思います。

山田さんの練習は、いわゆるところの「描き切る」練習なのですね。

お絵描きする人的には足りなくなる技術なので、珍しいと思いますですよ。

でも、それとは別にやってほしい練習が「描き慣れる」練習です。

 

僕なんかは自分で解説してみないと自分でも把握できていないくらい感覚で描いてます。

んで、その感覚で描く、という所に実は落とし穴がある。

感覚で描く、ということはつまり、「慣れてる描き方に頼りすぎ」ってことなのです。

 

変な表し方ですが、時間配分として表すと僕は

ラフ10パーセント

下書き40パーセント

線画40パーセント

仕上げ10パーセント

くらいの気持ちで描いているのですが、良く注目して欲しい。

ラフはたった10パーセントの時間しか使わないという事は、一時間で5、6分であります。

 

お絵描き時間が1日6時間の人でも、「描き切る描き方」のみに絞った練習をしてしまうと、ラフは30分程度しか練習できてないことになっちゃうんですね。

その分下書き練習は伸びているように思えますが、ラフがしっかり出来てないとこれもダラダラと時間をかけたのにほぼ実感が湧かず、無駄になってしまう。

 

一から作っちゃうからね。

例えば山田さんのこの前のバストアップを描く練習をみると、下書きの段階で構築を始めていたように思えます。

これは厚塗り家の方に多く見られる現象で、僕も厚塗りばかりだった時代が長いのでわかります。

でも、この描き方だと非常に効率が悪い。

やっぱり基盤を早く描き、その段階で「描き進めても無駄だ」と感じたものを捨てて新しく描くくらいの思い切りが大事だと思いますですよ。

 

そこでやっぱり僕が山田さんにオススメしたい事は、「鉛筆で描こうぜ!」であります。

線で描くの、苦手でしょう!アツヌラーの僕はわかりますよ!うふふ!

やっぱりアツヌラーだと粘土をこねる感覚で絵を描くため、基盤を大雑把にしがち。

細かい描写が頭にある状態で、「その絵に向かって一直線に形を変える」のが厚塗りであります。

恐らく、厚塗りで形を作ってから作品を考えているのではないかな?

 

これは結構色々な所で言われている、「考えてから描け」ってな部分のお話です。

基礎の一つなんだけど、割と意味がわかんない言葉だから置いていきがち。

ステップアップするならばここからスタートしないとね!

 

っちゅーことで具体的に僕の練習も晒すよ。説明しながらいくね。

 

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何も参考のない状態で色々なポーズをとらせる練習です。

割とたいして考えてもいないけど、違和感ばかり感じるようであれば僕はそのポーズを知らないのでしょう。

ここまで描いたら破棄し、本物を見に行くのが吉。

何がダメだったか考えよう。

 

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顔に入れる影の練習。

いつもとは違い、簡単に描くことをイメージしましたが難しかったのでやめました。

失敗を生み出すことは学ぶということであります。

恥じることはなく、この描き方はためらいなくNGですね。

 

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横でごめんね。

ハピネスのプロポーションや服装などを少しデザインしなおした時の写真ですね。

大切なのは「何をしたかったのかハッキリさせること」です。

主にポーズとかを練習したかったので、細かくは描きませんでした。

 

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これは撮影しながら描いたものですが、酷い動画になったので消しました…。

ラフも色々な段階がありますが、少し時間をかけたラフですね。

良いか悪いかは微妙ですが、まぁ絵としてはまるで面白くないので廃棄。

 

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アタリ色々。

解説のためにいくつか自分でも左手とかで試しています。

お顔の練習が多いのは、それだけ大切な部分ってのと、描いていてとても楽しいところだからです。

 

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身体のアタリ探し。

左上は組み立て積み木式アタリで、右上はシルエットから描くアタリ。

したのはいつも描くアタリ。

 

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ツン子たちのネーム。

ストーリーっぽくしていこうかなって思ってますので、ここは廃棄。

 

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ラフから下書きに移行中のモンスターイラスト。

2Bの鉛筆をしっかり削って、先っちょで塗り塗りと描いています。

漫画原稿用紙を使っていますが、その理由は下書きがよく消えるから描き込んで大丈夫な紙だからです。

それに、漫画しっかりせんといかんね…。

 

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描き込みあれこれ。

うーむ、単純画力なら新人漫画家としてはクリアしてそうなもんだけど…甘くないよね…

 

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顔アップの駒。

男がやっぱり描きやすい。

さえないおっさん描くの大好き!

 

 

 

どうでしょう?これは1日の練習の半分くらいです。

見せられないほど酷い失敗もたくさんしてるから、ご紹介したのはこんなもんです。

やっぱね、順番が大切なんですね。すっ飛ばしちゃだめ。

しっかりと「知って」「描いて」「飾り付け」。

僕は大体3時間位しか練習する時間ないので、こんなもんになっちまってます。

5時間くらいの時間が空けば、一枚絵を描こうともしますけどね、大体3時間あれば今日紹介した倍くらいのラフ練習ができるので、是非練習してみてください。

 

ちなみにお顔が描けない!!!!!!このやろうっ!!!!

って人は、参考見て来いやっ!!

僕も自分の絵柄が全くなかった時期に涙しまくってて、どうしてどうしてって言ってたけど、単純な話「どんなイラストが好きなのか知らなかった」だけだったです。

近い感性を持った人の絵を真似してまわる、これは本当に大切。

模写じゃないよ、作りとかを学ぶんだからね!

よぉく見ること。

 

 

 

あ、僕?

そうだなぁ、参考にしたことがある漫画でいうと

ドカベン

鏡の国の有栖川

吼えろペン

戦星のバルジ(ヒーローアカデミアの人)

ナルト

ベルセルク

ニセコイ

プランツドール

西遊記リロード

とか、そんくらいかなぁ?

割と雑食だからね、なんでも真似してるよ。

はじめの一歩とかエアギア、君のいる町、とかね。あ、ローゼンメイデン桜蘭高校ホスト部らき☆すたも。

好きじゃねぇけど絵は取り込みたい、そんな漫画は全部対象ですね!

 

…漫画家さんには申し訳ないけど、ブックオフで余分に買ったものをバラバラにして使ったりしてる…。

そんな風にやってくとそのうち自分の絵柄ができて、最初は大変だったけど今は自分の絵を一番参考にしながら描いてますよ。

例によってわからないことあればいつでも聞いてくださいな。

本日はここまでであります!!

 

じゃあの><